身体との対話

不調からの回復と自己実現

タグ:呼吸法

本日のタイトル「身体との対話」は、呼吸法を習得する上で、非常に重要なポイントであり、ご説明致しますので、ご留意下さい。
呼吸法を行うにあたり、決して無理やり呼吸をしてはいけません。身体のあちこちに力みがあってはいけません。身体の内側の深部までに常に意識を向けて、身体が緩んで無理なく呼吸が出来ているかに集中して行います。
実は、中国でも太極拳の様な呼吸法を学ぶにあたり正しい指導を受けないと、気のバランスが崩れ、火病という状態に陥ります。これは非常に危険ですので、注意が必要です。
とりわけ、頭頂が天から糸でぶら下がる様に、軸を意識して、足の裏も踏ん張らないでふわりと立ち、膝の軽く曲げ、首肩胸腰など意識を巡らせ、緩めて行うことが重要です。また、腰を反らしてお尻を突き出すのは、入れ腰といって、腰を痛めます。骨盤は下腹部を内側にくの字になる(据え腰)様に意識します。
 実はこの姿勢が取れるだけでも、気が最適に回り、血流も回復します。

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寝ても取れない疲れは、仕事のパフォーマンスへの悪影響だけでなく、一方でプライベートでも、休日は平日の仕事の疲労から回復するためにごろ寝するような方も多いのではないでしょうか?

あるいは、高額な整体に通い、メンテナンスに余念がないかも知れません。

しかし、それでは本来家族とのかけがえのない貴重な時間として有効利用されるべき休暇が、理想通りには利用できないと言えるのではないでしょうか。

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昨今疲れを管理することで最高の能力を発揮できるように管理する方法論に焦点を当てた本が多く出ています。とりわけ、アイビーリーグの学生で忙しく勉強に取り組みつつ、トップアスリートである彼らがいかに競技においてベストの結果を出すために取り組んでいるかがわかります。


ここに紹介するのは、 山田知生先生のスタンフォード式 疲れない体で、腹圧呼吸を行うのですが、非常に簡単です。

彼らの環境は、ビジネスと私生活の充実を望む多くの我々にとって、非常に近い環境であると考えます。ビジネス上は多くのビジネス書を読み、取り入れ、アウトプットすることが求められていますが、 この本の視点は、体の管理特に疲労との向き合い方に焦点を当てて、目標を達成していくという手法です。

特に、生命活動の根源である呼吸について取り上げている点は、非常に的を得た考え方だとおもいます。IAP呼吸法が説明されていますが、この腹圧をかけて息を吐くというのは、日本の古武術の呼吸にもつながります。


ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

次回は実際の呼吸の方法と改善効果について詳しく説明していきます。 学生が取り組む勉学にしても、心技体が整っていなければ質が必ず落ちてしまします。 そのために、叩き台としての身体というしっかりした土台の上に、技が活き、その堅固な土台が安定したブレない精神状態を作り出せるのです。
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